この記事はグウェントの最新の話題をちょっとだけ遅れてまとめる記事です。公式フォーラムや Reddit からの情報が中心となります。

お品書き

  • 先週の1枚:Challenger #5 は9月14日・15日
  • 先週の箇条書き:TWIG概要
  • やりがちなミス:パス編
  • ゴールド評価シートが更新された!
  • 小ネタ集:シリラ!?他

Challenger #5 は9月14日・15日

最後に開かれた公式大会は今年の3月の Open #8 で、半年間の大会未実施期間は競技シーンにおける「ホームカミング」といえるでしょう。なにはともあれ、ようやくアナウンスがされました。参加者は下記のとおりです。

  • Damorquis(ドイツ:前回王者)
  • Freddybabes (イギリス:Open #7 優勝)
  • Adzikov (ポーランド:Open #7 準優勝)
  • wangid1(中国:Open #8 優勝)
  • Kolemoen(ドイツ:Open #8 準優勝)
  • TailBot(ポーランド:クラウンポイント枠)
  • magpie131 (モルドバ:予選枠)
  • Chezzy93 (イギリス:予選枠)

先週の箇条書き:TWIG概要

※日本語字幕をONにして御覧ください。

  • ブルザ「やあブルザだよ」(三妖婆のタロットTシャツ……だと!?)
  • ESC Card Gaming のノヴィグラド限定大会が終了した。
  • Deck Techs のコミュニティ大会「Gwent Summer Showdown #4」が予定されている。
  • Dr.Denuz が送る「GWENT NEWS」が公開されている。
  • Team Leviathan Gaming がノヴィグラドの全てのギャングのレビューを完成させた。
  • Challenger #5 の実施日が決まった。

やりがちなミス:パス編

先週も紹介した Team Leviathan Gaming 所属のプロランクプレイヤー Spyro_ZA の動画です。今回はグウェントにおいて最も経験とセンスを問われる「パスのタイミング」についてです。

デッキコンセプトや相手との相性、リソース配分を兼ねた応用的な内容となっているので、グウェントに基本的なパスの考え方について自信のない方は 緑青 さんが投稿した「1ラウンド目パスタイミングについて」を読んだ上でご視聴ください。

動画の要約を下記に記します。

【導入部】

  • パスはトッププレイヤーも含め、判断を間違うことがある。グウェントにおけるもっとも重要な要素である。
  • 正しいタイミングでパスをしなければ試合に負けてしまうほど、ゲームを決定づけるものであるが、パスについて教えるのは非常に難しい。使っているデッキや相手のデッキとの相性や試合の状況によって変わってしまうため、「適切な例」というものを挙げるのが困難だからだ。
  • まず最初に考えるべきなのは「第3ラウンドが長くなったときに勝てるのか勝てないのか」である。「勝てない」と思うのなら何としてでも第1ラウンドに勝ち、第2ラウンドでブリーディングしないといけない。
  • また自分のデッキがブリーディングに対して弱いのかを考えないといけない。例えばエンジンデッキを使っている場合、ブリーディングに弱いのでゲームの支配権(第3ラウンドの長さを決める権利)を握るために第1ラウンドに勝たないといけない。
  • さらに、どれだけブリーディングできるのかも考慮すべきである。第2ラウンドブリーディングをしすぎると手札差をつけられてしまい、負けにつながる。
  • ミラーマッチ(同じデッキタイプの試合)の場合は、特に使用するカードの質のコントロール(リソース配分)が重要になってくる。
  • これらの複合的組み合わせが「パスのタイミング」の問題であり、数学の公式のように決まったものが存在せず、教えるのは難しい。今回は2つの試合を例に出して説明する。
  • 解説する前に「リーチ(reach)」という概念について知ってほしい。これは1手で追いつける点数を示している。点数差がリーチを越えると手札差となる。

【第1試合】PajaBol(相手側)がブリーディングをしすぎた例

  • PajaBol には  ゲルニコラ  を使ってもらう。こちらはエンジン系  ブルーヴァー・ホーグ  なので確実に第2ラウンドにブリーディングされてしまうシチュエーションである。
  • 《ブルーヴァー》は第1ラウンドは弱いが第2ラウンドにブリーディングしてくる相手に対しては強い。※訳注:スコイア=テルは手札バフや複数回チャージのリーダーアビリティにより全体的にこの傾向がある
  • 第2ラウンドで何度も手札差がつかないパスのタイミングがあったにもかかわらず、PajaBolはパスをしなかった。
  • 最終的に相手は限界までブリーディングするように動いたために、結果的に自分自身をブリーディングしてしまった。こちらのリーダーアビリティも残ったままである。
  • ブリーディング自体は正しいが、その長さに問題があった。

【第2試合】Spyro_ZA(自分側)が第1ラウンドで正しいパスをしなかった例

  • こちらは  不具のハラルド  で PajaBol には  エムヒル・ヴァル・エムレイス  を使ってもらう。こちらが先攻というシナリオである。
  • ここでは、自分が「第1ラウンドにコミットしすぎた」とまでは言わないが、「正しいタイミングでパスをしなかった」例を示す。
  • (お互い3手を使ったところで):ここでパスすれば、点数差から相手は手札の中から良いカードを使わないといけなくなる。  ニルフガード  は第1ラウンドにブロンズを多く使い、手札を温存する傾向がある。
  • しかし、ここでプレイを続けるというミスをする。《ニルフガード》の「リーチ」はゴールドカードにある。したがって点数差が開いた場合、《ニルフガード》はゴールドカードを切ることになる。
  • (ディムンの軽量ロングシップを使用したところで)この手はゴールドカードを使っておらず、「第1ラウンドにカードを使いすぎた」とまでは言えないが、これもミスである。結果的に相手はブロンズしか使わないまま第1ラウンドに負けた。
  • 《ハラルド》なので第3ラウンドの後攻はほしいが、相手のリソースは温存されたままである。
  • 第2ラウンドはブリーディング。ある程度相手のカードを消耗できたが、第1ラウンドで使わせたかった。
  • 第2ラウンドのブリーディングに使用したため、こちらの第3ラウンドの手札は良くない。最後の一手(Last Say)は手に入れたが、「ハラルド・ダグル」コンボでも追いつかなかった。敗因は相手の手札が良かったからだが、それは第1ラウンドで相手にゴールドカードを使わせられなかった結果である。

という内容で、一般に言われている「パスのタイミング」に比べると実践的で応用的な内容となっております。トッププレイヤーですら間違いをおかす、この「グウェントにおける永遠の問題」、いかがだったでしょうか。

ゴールドカード評価シートが更新された!

momen さんがメンテナンスしている「ゴールドカード評価シート」が Ver.3.0.1 対応となりました。  フィリパ・エイルハート  シギ・ルーヴェン  などの、《シンジケート》でよく見かけるカードが高く評価されています。

小ネタ集:シリラ!?他

Witcher3 でも見かけた嫌がるシリラ(シリの本名)の絵です。「貢物」を使用するかどうかの選択画面にもあったとは……。

 イムケ  の画像に  グドルン・ビョールンスドウッティル  がいるという話。どうも、《グドルン》は遊女の《イムケ》にお熱をあげているという話のようです。

おわりに

また買っちゃった……(*'ω'*)

それじゃ、今週もグウェントでもやらない?