前回のデッキ https://dekki.com/ja/games/hearthstone/posts/deck/uthszaiPmy の改良版です。レジェンド到達記念に投稿させていただきます。 中途半端に投入されていたBIGプリーストの劣化版になりかねない要素をはずし、この構築をベースにした場合に有利を取れるデッキであるアグロドルイド、進化シャーマンを意識したカードを投入しました。挑発(トークン?)ドルイドに対しては特別意識したカードを追加していませんが  拡がりゆく虫害  のトークンをバフされても  縮小ポーション  密言・恐  で一掃出来るので変わらず有利です。以下、ドラゴンシナジーや追加カードについて、 そして 琥珀の中に眠るもの  について解説します。

ドラゴンのシナジーについて

このデッキはドラゴンが最低限しか入っていません。テンポを優先せざるを得ず  ドラコニッド諜報員  の効果が不発なことも珍しくないでしょう。  ネザースパイトの歴史家  もないのでドラプリ特有の強みも半減しています。これは遅いマッチで効果を使えればいいという割り切りであり、それ以外のマッチでは  ドラゴンファイア・ポーション  の通らない  決闘士  として  ドラコニッド諜報員  を使うように決めたうえで構築をしました。正直に言って、断末魔もドラゴンも使いたい…でも枠がない。といった考えを延々続けた末の妥協であって深い意図はないです。一応、  ボーン・ドレイク  が補助してくれているので終盤に様子見要員として出すころにはドラゴンの確保はできるようになっているとは思います。

 ひとまねグリマールート 

 終末予言者  からつなぐカードが無い事を危険に思い、前環境で頼りにしていたこれを再び投入。このデッキは  終末予言者  に酷く依存しているのでそれが通った“都合の良い試合”を意地でも落としたくありません。つまり3/3/3ミニオンとしての主な役割、  マナの潮のトーテム  獰猛なヒナ の牽制をこのカードに任せたいということです。 また、  ビタータイド・ヒドラ に対しても ドラゴンファイア・ポーション の存在から牽制札としての役割があります(挑発を置かれると止まるのであくまでおまけ程度)。 パラディン・ウォリアーには武器で処理されてしまいますが海賊ウォリアーにはメタカードを一切入れておらず  スペルブレイカー 流行の関係上そもそも勝てることは稀ですし、3~4ターン目にパラディンに武器を握らせるという事は、(ヒロパエンドという最悪の1ターンに比べれば)盤面の強化を足止めできるということなので、今後のターンに余裕が生まれます。ノーガードで顔を詰められすぎると強力なAOEにもすごみが無くなってしまいます。

ここからはクイズ効果についてです。大抵の場合正解はできると思うのでそこは省きますし、狙ったカードを取れるわけでもなくプレイングも何もありません。なのでこのカードの効果の優れている点について挙げていきます。

 ドラコニッド諜報員 に加えてこのカードを入れることで単純にデスナイトカードというパワーカードを手に入れる機会が増える。

・デッキ構築時にデッキに存在するカードをコピーするため、  魔法学者 でサーチされてしまった  アイスブロック  をも手に入れられる可能性がある。

・環境に大量にいるドルイドに最低限のミニオンを出しつつ  練気  を貰える可能性があり、相手がアグロドルイドの場合、更に挑発持ちの強力なミニオンの投入を逆手にとってそれに守って貰える事もある。

 トワイライト・ドレイク  のバフ効果の邪魔をせずテンポを最低限確保。

所詮はランダム中のランダム効果なので上三つは願望レベルの話ですが、実際にこのカードの効果に助けられたことは多く、必要なカードであるという認識です。ドラゴンプリーストの強みである  ネザースパイトの歴史家  がスペースの関係上泣く泣く不採用なので、そこの穴を少しでも埋めたいという意味もあります。

 カバルの影の僧侶 

これは2枚目を追加しました。理由は非常に細いながらに勝ち目のある翡翠ドルイドやBIGプリーストに対してのカウンター及び、中盤以降に進化シャーマン、アグロドルイドに対して投げるカードが少し欲しいといったものです。

翡翠ドルイド相手の勝利プランとして、まず(悲しい前提ですが)相手の事故があり、そこをドラゴンで叩き、  琥珀の中に眠るもの  で大型ミニオンを投げ、あるならば  頽廃させしものン=ゾス  で蓋。といったものがあります。ですがこのプランは  アヤ・ブラックポー  1枚で崩壊するといっていいでしょう。頭でっかちのスタッツでこちらをの攻め手を破壊→ゴーレムの召喚回数をかせぐ→流石に引けているであろう  究極の侵蝕  、各種ゴーレム召喚カードでダメ押し。勿論早出しされては対処できませんが、相手の事故具合によっては  縮小ポーション  とこれによるコンボで奪取可能です。このコンボで奪えば  頽廃させしものン=ゾス  から呼びだす打点としても活躍します。断末魔が最低限のこのデッキでは重要なことです。ただ、 始祖ドレイク  あたりにも打ち込みたいコンボですので札とマナがあるときに他に出すカードがなく、手ごろな相手が居るなら奪うのは誰でも構いません。 盤面次第ですが顔を詰められる自信があるなら 究極の侵蝕  産のグールでもいいです。基本攻め手を途切れさせないのが大切です。また、こちらの場に既にミニオンが居るなら奪取ついでに攻撃力の下がった隣のミニオンを最低限の損傷で倒す事も出来ます。

次にBIGプリーストと進化シャーマンに対しての役割ですが、これは単純。 BIGプリーストに対しては相手の 黒曜石の像  の死亡回数を減らし、こちらは増やす事で  頽廃させしものン=ゾス  のミラーで優位に立つためです。

進化シャーマンに対しては  マナの潮のトーテム  炎の舌のトーテム  原始フィンのトーテム  等を奪い、  進化  以外の勝ち筋、  血の渇き  のリーサルからAOEを節約しつつ逃げるためです。コンボ要らずなので  密言・恐  縮小ポーション  を残せます。

アグロドルイドに対してはなんといっても新環境で追加された  クリプトロード   蟲のドルイド がアツいです。 これもコンボを用いずただ投げるだけなのでお手軽なうえ、こちらはアグロに高ヘルス挑発を奪ってぶつけるというゲームエンド級のアドバンテージです。 ただし イカレた錬金術師  スペルブレイカー  、ミニオンが尽きていない場合の全体バフには(このカードを投げる以外に有効な選択肢がある場合、選択を誤ると負ける場合に限り)注意です。どちらのミニオンも攻撃力が1である為、最低限の消費、もしくは消費無しで壁とライフを失う可能性もあります。

 影刈アンドゥイン 

 ボーンメア  へのカウンター。 進化 したミニオンを内容次第で処理。 アグロドルイド戦で  影の幻視 をAOEに割いてしまった時、隙を狙ってライフを奪いに来る遅めの  ビタータイド・ヒドラ  を破壊し装甲を稼ぐ。 複数の 黒曜石の像  によるビートダウン成立を邪魔する翡翠のゴーレムをまとめて破壊、ヒーローパワーで更に押し込む。  ドラゴンファイア・ポーション  で綺麗にダメ―ジを散らし、ヒーローパワーで本来手の届かない高ヘルスミニオンを破壊する等の役割があります。逆転のカードでもありますが、ダメ押しの1枚でもあります。翡翠ゴーレムに関しては倒しても湧いてくるので完全に後者と言えます。  縛鎖のラザ  も軽量カードもないので本来のパワーは発揮できませんが、強力な雄叫び、ヒーローパワーで除去スペルの足りない部分を補ってくれます。装甲を得ること、トークンつぶしも含め、基本的にはパラディンを倒す為の補助カード。

 琥珀の中に眠るもの 

重要カード。8マナで確実に仕事をする  リッチキング  の枠を奪ってまで追加した重要カードです。 基本的に  黒曜石の像  を1コスト踏み倒して出し、アグロ・ミッドレンジには早期の蓋、ミッドレンジ以降のデッキに対して断末魔ミニオンの召喚数を稼ぐ、序盤に殴られたぶんのライフを一刻も早く取り返すといった事がこのカードの役割です。8マナの  黒曜石の像  なんです。

ですが引けない事も多々ありますので、その場合にサブの“アタリ”カードを対戦相手ごとに意識するのも大事です。結局は3枚の中から1枚の“アタリ”を選ぶだけなので目移りはしないと思いますが、稀にその選択の差で勝負が決まったり、積極的にこのカードを使うべきか、それ自体に悩む事もあるので軽くですが、最後に“遅い構成かつ不利マッチのデッキ”を例に解説を。

(何度でもいいますがおいて大半は  黒曜石の像  や 押し勝てそうなら  リッチキング  を選んでおけば正解。これは前提としてあります。)

vs翡翠ドルイド

 黒曜石の像  頽廃させしものン=ゾス  のために召喚数をひたすら稼ぎ、フェイスプランを妨害。  精神支配技士  は割り切りましょう。運でケア。

 竜王デスウィング  …裏のアタリ。凄まじいパワーでフェイスを詰め、更に断末魔持ち。手札にくすぶる  ボーン・ドレイク  を吐き出せるかもしれません。 挑発ミニオンは除去カードや  縮小ポーション  を噛み合わせて排除しましょう。  イセラ  黒曜石の像  など  大物ハンター  の対象外かつ強力なミニオンが発見に並んだ場合、自分が優勢であるならば少し考えたほうが良いかもしれません。

 異界の怪異  …「誰・・・・?」じゃなくて大穴ミニオンです。自分が有利な時限定の強さですが、  黒騎士  大物ハンター  両方から逃れ、  翡翠の巨象  を1撃で破壊出来る最低限のパワーを持ち、ヘルスは10もあります。翡翠ドルイド戦ではライフに余裕があるとき、ミニオンを  上級回復ポーション  で回復して酷使する場面があるので一応理にかなうカードではあります。  黒騎士  を見ておらず、盤面を見る限り挑発が機能しなさそうであれば  巨大マストドン  よりは優先してよいでしょう。

vsクエストメイジ

 電撃デビルサウルス  …手札から出さない事でデメリットが消滅します。ひたすらこれを狙ってドラゴンたちと一緒に顔顔顔顔。  アイスブロック  を割れなければ負けです。その際にライフが2以下になるように調整すれば相手の  アイスブロック  が切れたところで 影刈アンドゥイン  によるリーサルが狙えます。

 ノッゲンフォッガー市長  …顔を殴れずターンが経過してしまい、負けそうな時に祈って出す枠、なんですが  終末予言者 やAOEに普通に巻き込まれてしまいます。元々無理なマッチだと思って諦め半分で出しましょう。

 黒曜石の像  (  アイスブロック  奪取時)…ここでもまさかのアタリ枠です。相手は  魔法使いの弟子  ・  鋳像  大魔術師アントニダス   コンボが完成した後にこちらの  アイスブロック  を割るところまで行くと思うのですが、その時にライフを上手く調整されると  縮小ポーション  密言・恐  上級回復ポーション  (全9マナ)を駆使しても盤面崩壊+ライフ残13止まりで  ファイアーボール  2回とヒーローパワーを耐えられません(コインは考慮せず)。そこでこれをしつこく置いておき、攻撃によるライフ調整を妨害します。先に  黒曜石の像 を除去すると  大魔術師アントニダス  、 余分に確保できていない場合の 魔法使いの弟子 が破壊される恐れがあるので相手もやってこないでしょう。( 完全に除去してからのターンスキップとなればこちらもターンを重ねられる為、不利ではあるものの、負けるよりマシです。)相手はデッキ外呪文もガメているはずなので絶望的ですが、そこは2枚の  上級回復ポーション  もありますので絶望的に細いながらも勝機はあります。  影の幻視  は早めに使って手札を揃えましょう。

vsBIGプリースト

 黒曜石の像  …もう恒例です。  頽廃させしものン=ゾス  からのぶつかり稽古に備え、見たらとりあえず選びましょう(例外アリ)。

 イセラ  頽廃させしものン=ゾス  をセルフバウンス出来る夢カード狙いのピック。余裕のある時に狙って行きたいところです。次ターンには恐らく除去か沈黙、最悪の場合 には  精神支配  の可能性があるので  縮小ポーション  のコンボを用意しておくと多少安心出来ます。

攻撃力6以上のミニオン…最近は多くのプリーストが  縮小ポーション  密言・恐  のコンボを採用しています。BIGもその一つであり、コレで一掃+  永劫の隷属  (全9マナ)されるのは非常に厳しいです。優勢な時の話ですが、 黒曜石の像  と一緒に並べる時はそれのケアを考えたピックをしても良いでしょう。

…以上が比較的特徴のある選択、狙うべきカードだと思われます。他にも  ノズドルム  を使って焦らせるであるとかバウンスに強い  山の巨人  を出すであるとか色々あるかと思いますが、あからさまなハズレもあるので大抵の場合その状況をみての判断で十分でしょう。

おまけ

デスナイト化した状態で 琥珀の中に眠るもの  を使うとどうなるか?

そのヒーローに対応した8コスト以上のミニオンを発見できる可能性があります。(元クラスのカードは出ない)比較的よく見る相手を例にすると、パラディンに変身すれば  ティリオン・フォードリング  光の王ラグナロス  。ドルイドに変身すれば  ティランタス  ハドロノックス  がアツいですね。特に  ティリオン・フォードリング  や 、カードのプレイ順に大きく左右されますが  ハドロノックス  頽廃させしものン=ゾス  黒曜石の像  とのシナジーで恐ろしい事になる可能性を秘めていますので一応、頭の隅にでもとめておくと良いかもしれません。  ドラコニッド諜報員  ひとまねグリマールート  でデスナイトカードを盗んでくる事はそれなりにあります。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

蛇足

 ガーディアン・メディヴ 

ラダーの時は完全に忘れてました!!!翡翠にも強気に出られるので入れた方がいいです…